黒部峡谷鉄道が夏休み限定「ねこきっぷ」 運転気分の写真フレームも
黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)が31日まで、「夏休み特別ねこきっぷ」をプレゼントしている。宇奈月駅の窓口で、猫又駅との往復乗車券を購入した人が対象。同きっぷの2次元コードをスマートフォンで読み込むと、トロッコ電車を運転しているような写真を撮ることもできる。
同社のトロッコ電車は昨年元日の能登半島地震の影響で、宇奈月―猫又駅間(11.8キロ)の折り返し運行が続いている。日本で唯一、名前に「猫」がつく駅をPRするために企画したという。
きっぷは縦18.5センチ、横8センチ。表面には猫又駅にある猫の肉球をデザインしたスタンプを押すスペースを用意。裏面にフォトフレーム用の2次元コードを記載している。猫又駅のキャラクター「またにゃん」をデザインしたヘッドマークを付けた電車も運行している。
黒部峡谷鉄道の今シーズン(4月20日~8月17日)の延べ乗客数は、昨年同期と比べて18%ほど増えているという。担当者は「猫又駅や美しい黒部峡谷の景観を楽しんでもらえたら」と話している。問い合わせは同社(0765・62・1800)へ。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
富山:朝日新聞デジタル 2025-08-19 [
Edit / 編集]