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滋賀県北部の人手不足解消へ お手伝い×旅「おてつたび」利用料補助

 人手不足に悩む地方の事業者と、旅先で働きたい人をつなぐ「おてつたび」と呼ばれるサービスがある。滋賀県北部の人手不足の解消に向け、県は、サービスを利用する事業者への利用料補助の取り組みを始め、申請を受け付けている。
 「おてつたび」は、お手伝い(短期アルバイト)と旅をかけあわせた造語。東京都渋谷区の会社「おてつたび」が2019年からサービスを提供している。
 働き手を求める地方の農家やホテルなどが仕事内容や給料を登録し、働きたい人はその仕事内容を選んで申し込む。現地までの交通費は自己負担。受け入れ側が宿泊先を無料で用意し、報酬を支払う仕組みだ。旅人として登録している人は7月現在で8万人を超えるという。
 県は、長浜市、高島市、米原市の人手不足の解消に向け、サービスを利用する事業者に1団体あたり7万円を上限に利用料を一部補助する。申し込みは12月31日まで。
 県と連携して事業者をサポートする長浜市地域おこし協力隊の辻本果歩さんは「サービスを詳しく知らない事業者も多いので、人手不足の解消の一つの方策として紹介したい。関係人口の増加にもつながってほしい」と話す。
 問い合わせは県北の近江振興事務所(0749・53・2801)へ。

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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-08-27 [Edit / 編集]

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