伊吹山の植生復元しよう 米原市とアストラゼネカが連携協定
伊吹山の植生復元に取り組む滋賀県米原市は26日、製薬会社アストラゼネカの日本法人(大阪市)と連携協定を結んだ。同社の国内唯一の工場が米原市にある。
市によると、伊吹山は温暖化の影響や鹿の急増による食害を受け、斜面の裸地化が進む。土砂災害で登山道は閉鎖されている。
山頂の花畑を獣害から守る柵を雪の季節前に解体し、春に再設置したり、鹿の食害に強いススキなどの種をとったりする植生保護、登山道の整備・清掃で、同社従業員らがボランティア協力をしていくという。
協定を結んだあと、浜田琴美・執行役員オペレーション本部長は「工場は伊吹山のふもとの水を使っている。山の自然を守るのは責務で、自然再生に貢献したい」と話した。
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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-08-28 [
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