維新・関谷氏が出馬表明 岐阜県議補選岐阜市選挙区 地域主権などを訴え
岐阜県議会議員岐阜市選挙区の補欠選挙に日本維新の会公認候補として出馬する関谷雅彦氏=岐阜県庁
12日に告示される県議会議員岐阜市選挙区の補欠選挙を巡り、日本維新の会県総支部は9日、新人の関谷雅彦氏(68)を党公認候補として擁立すると明らかにし、岐阜市内で記者会見した関谷氏が決意を表明しました。
※関谷雅彦氏
「地方行政は近年、防災や消防システム、インフラ整備、インバウンド施策など多岐にわたって高度化、広域化しています。以前は、防災ヘリはなかったですし、消防システムも今のような高度なものではありませんでしたが、それらが高度化、広域化している。福祉制度も複雑化しています。他県との連携や県内市町村との連携、業者や部署間での連携の必要性を訴えていきたいと思っております」
関谷氏は、党が目指す地域主権の実現に取り組むとともに、大学を含む高等教育の無償化や福祉なんでも相談窓口の設置などを訴えたいとしました。
また県のLRT導入構想については、「意義はあるが問題点もある」として、話を聞いて吟味しないと評価できないと話しました。
関谷氏は 岐阜市出身で加納高校、立命館大学を卒業、会社員などを経て、現在は社会福祉法人に勤務し、党の県総支部事務局員を務めています。
2023年の県議選岐阜市選挙区に出馬し、落選しました。
現職の死去などに伴う岐阜市選挙区の欠員2議席を争う今回の県議補選には、これまでに自民党新人の和田直也氏(45)、国民民主党新人の辻井俊貴氏(30)が出馬を表明、日本共産党も候補者擁立を検討し、他にも出馬を模索する動きがあります。
県議会議員岐阜市選挙区補欠選挙は、12日告示、21日投開票です。
ぎふチャン|岐阜放送 2025-09-09 [
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