学生の手仕込み梅酒完成、相模女子大「翠想」20日発売 昨年は完売
相模女子大(相模原市南区)の学生らが産学連携でつくる「さがじょ」の梅酒「翠想(すいそう)」が今年も完成し、20日に発売される。学生ら関係者が12日、相模原市役所を訪れ、本村賢太郎市長に1本贈った。
翠想はキャンパスで実った梅の実を使って製造。2015年から販売しており、いまは市内の久保田酒蔵、市観光協会との3者で連携して取り組んでいる。
今年は5月に148キロの実を収穫して翌月、「相模灘吟醸酒」に漬け込んだ。学生らが収穫から漬け込み、ラベル制作、梱包(こんぽう)作業、販売まで、一連の工程に携わる。商品名には梅の実の「翠(みどり)」と学生の「想(おも)い」をかけた。昨年は販売初日に完売する人気ぶりだった。
今回ラベルをデザインした生活デザイン学科3年の秋田真希さん(20)は、得意な書道を組み合わせ「梅のやわらかさと優しい味わいを表現したかった」。酒はほとんど飲めないという本村市長だが、「ぜひ一口飲んでみたい」と応じた。
720ミリリットル入りで2530円(税込み)。小田急線相模大野駅そばの市の特産品などを扱うアンテナショップ「sagamix」で、20日午前10時から297本を販売する。初日は試飲もできる。
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-14 [
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