マイタンブラーでごみ減らそう 葉山町がキャンペーン 店舗も協力
飲食店で飲み物をテイクアウトするときに、自分の容器を持参してごみを減らそうと、葉山町がマイタンブラーキャンペーンを始めた。年内までカフェやクラフトビール販売店が特典を設けるなど、町内32の店舗・施設がキャンペーンに協力している。
町は500個限定で役場オリジナルのタンブラーを製作し、1日から販売を始めた。完売し、追加の販売を準備している。ショッピング施設・葉山ステーション(同町長柄)ではこの日、山梨崇仁町長や町職員がチラシを配ってキャンペーンの趣旨を説明し、参加を呼びかけた。この施設では3店舗で利用できる。
タンブラーを購入した横浜市港北区の主婦(51)は「車での移動の際にタンブラーを使っている。すごくいい取り組み」と話していた。
期間中、参加店で自分のタンブラーを使うとスタンプがたまり、プレゼントに応募できる。15店舗ではタンブラー持参で20~55円引きなどの割引もある。
また、タンブラーがテーマのフォトコンテスト(動画も可)も開催し、最優秀の2作品には町PR大使「ミューシー」の金色トロフィーなどを贈呈する。
環境省のデータによると、タンブラー(350㍉リットル)を100回使用した場合、1回で使い捨てにするプラスチックカップに比べて二酸化炭素排出量は4分の1といい、町は「プラカップの使用を減らすことがプラごみの削減に直結する。海洋汚染への悪影響も軽減できる」としている。
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-15 [
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