神戸空港と台湾2都市結ぶ国際チャーター便 来年4月就航へ
台湾のスターラックス航空は、国際化が決まっている神戸空港と台湾を結ぶ国際チャーター便を2025年4月から運航する。神戸空港を発着する国際チャーター便の就航計画表明は3社目となる。
12月4日発表があった同社の計画によると、神戸空港と台北を結ぶチャーター便を毎週3便、台中と結ぶ便を毎日1便、それぞれ運航する。機材はビジネスクラスを含めて計188席あるエアバス「A321neo」を予定している。
神戸空港では国際線の就航に向けた新しいターミナルビルが建設中だ。同社はビル供用開始日の25年4月18日に就航させたいという。劉允富・最高戦略責任者は、「台湾と神戸を結ぶ架け橋となり、観光、経済の交流を一層促進できる」と自信をのぞかせる。
神戸空港は06年に開港した。国際化は22年の関西3空港懇談会で合意された。神戸市にとって、開港以来の悲願だった。同社との共同記者会見に出席した久元喜造市長は、神戸経済だけではなく関西全体にもプラスになると指摘。「インバウンドだけではなく、アウトバウンドも見込まれ、ビジネスの交流にもつながっていく」と期待を口にした。
30年前後には、国際定期便の運用開始が見込まれている。国際チャーター便については、大韓航空(韓国)とベトジェットエア(ベトナム)が、25年春にそれぞれ就航を表明している。
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兵庫:朝日新聞デジタル 2024-12-10 [
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