奇才の舞台、映画館で エドワード・シザーハンズ ダンスバージョン
まちのほとり座 クリント・イーストウッドの最新作は、日本では劇場公開されず、独占配信された。巨匠といわれる監督の作品でさえ映画館で上映しない時代になったのかと、映画館の将来が心配になった。
それでも、映画館というもの、もちろん映画を見るための施設ではあるが、それだけでないのが〈まち〉の映画館。たくさんのお客さまに出会わせていただき、様々な感想を、ことばや、ときに表情などで伝えてくださった。文化施設の役割は、簡単には言葉にできませんが、大切な場所だということははっきり言える。
英国バレエ界の奇才、マシュー・ボーンが手がけた「シザーハンズ」のダンスバージョンをスクリーンで体験してほしい。両手がハサミであるエドワードの物語に、私たち見る者は現代社会を重ねずにはいられないだろう。ご家族でも楽しめる作品です。（ほとり座・編成担当 ゆちこ）
◇ほとり座（
https://hotori.jp）
◆10日まで、イギリス、93分。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
今すぐ登録（初トクキャンペーン中）ログインする
【初トクキャンペーン】有料記事読み放題！スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円！詳しくは
富山：朝日新聞デジタル 2025-01-04 [
Edit / 編集]