県民1人あたりの年賀状、最多の県は? 中国5県の元日配達35%減
元日に配達された年賀状は中国5県で計約3159万通で、昨年から約35%減ったと日本郵便中国支社が発表した。昨秋の郵便料金値上げなどによる「年賀状じまい」が原因とみられるという。
中国支社が発表した速報値によると、広島1248万通▽岡山779万通▽山口552万通▽島根333万通▽鳥取246万通。5県とも昨年から35%前後減った。県民1人あたりの配達数は多い順に、島根5.2通▽広島、鳥取4.6通▽岡山、山口4.3通だった。
年賀状の配達は年々減っている。2020年の元日配達数は5県で8134万通だったが、22年は6690万通に。さらにこの3年間で5割以上減った。同支社はメールやSNSの普及、企業の虚礼廃止に加え、昨年10月のはがき料金の63円から85円への値上げが要因とみている。
同支社の担当者は「年賀状で年始のあいさつをしたい、受け取るとうれしいというニーズは依然としてある。年賀状文化が続くよう、これからも取り組みたい」と話している。年賀状の元日配達について、日本郵便は12月25日までの投函(とうかん)を呼びかけている。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-01-06 [
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