大阪・釜ケ崎 子どもたちの「居場所」 笠岡でドキュメンタリー上映
日雇い労働者のまちとして知られる大阪市西成区の釜ケ崎で、40年以上、子どもたちの居場所となってきた施設「こどもの里」での日常を追ったドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」の上映会が1月11日、岡山県笠岡市十一番町の市保健センターギャラクシーホールである。監督を務めた重江良樹さんの講演会もある。
「こどもの里」は1977年に遊び場として開設。障害の有無や国籍の違いにかかわらず、様々な家庭環境に育つ0歳から20歳までを無料で受け入れている。学校帰りに遊びに来るだけの子もいれば、訳あって親元を離れている子もいる。それぞれの事情に寄り添いながら、親たちにとっても地域の貴重な場として存在する。
重江さんはボランティアなどとして施設に関わるかたわら、取材を続けてきた。本作が初監督作品。全力で生きる子どもたちと、その子どもたちと向き合い続ける職員らに密着。現代社会に求められている「居場所」の原風景を映し出す。2016年の公開以降、全国各地で自主上映会が開かれている。
上映は午後1時半から。字幕付き。定員300人で参加費500円。申し込みはQRコードから(先着順)。主催・問い合わせはNPO法人ハーモニーネット未来(0865・63・4955)。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-01-06 [
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