佐賀県政2025年展望 諫早湾・有明海再生、新幹線長崎ルート、玄海原発、県立大構想… 佐賀県が抱える4つの課題
山口祥義知事3期目の3年目となる2025年。国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防を巡る問題では、10年間で100億円規模に上る新たな事業が創設され、動きが具体化する。
九州新幹線長崎ルートの整備方式検討区間(新鳥栖―武雄温泉)の議論は膠着(こうちゃく)状態が続き、先行きは見通せない。フル規格を望む側が新たな提案を示せるかどうかが、事態進展の鍵を握る。九州電力玄海原発(玄海町)では、使用済み燃料の間隔を詰めて貯蔵量を増やすリラッキング工事が完了。25年度は一時的に保管する「乾式貯蔵施設」を着工する。
29年度に佐賀市での開学を目指す県立大構想は、設計に着手し、ハード面の整備を進めながら教育方針に関する「三つのポリシー」などソフト面の具体化も進める。佐賀県が抱える国政、県政課題を展望する。
諫早湾・有明海再生 10年間で100億円の事業始動
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佐賀新聞 2025-01-07 [
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