富山県庁も仕事始め 知事「当たり前のことできることに改めて感謝」
多くの企業で年末年始の休みが明けた6日、富山県庁でも仕事が始まった。能登半島地震で昨年は中止となった執務始め式が2年ぶりにあり、新田八朗知事が幹部職員50人を前に新年のあいさつを述べた。
新田知事は「予定したことが予定通りできる。当たり前のことができることに改めて感謝をかみしめる」と語った。
そのうえで「まずは昨年の地震を受けて防災、減災、県土強靱(きょうじん)化が大切になっていく。人づくりや現地で災害対策情報を担当するリエゾン、デジタル技術の活用、官民連携、災害後の対応、ワンチームが大切」などと話した。「みなさんと新年度予算を組み上げていきたい。4月からのスタートダッシュにつなげましょう」と呼びかけた。
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自民党富山県連は6日、富山市内で年始の初顔合わせ会を開いた。県内の党員数について宮本光明幹事長が報告し、昨年12月27日時点で2万5412人となり、2023年度末と比べて2498人(9%)減ったと明らかにした。
あいさつに立った橘慶一郎会長は「昨年は総選挙があったが、非常に厳しい審判をいただいた。反省をしなければならない」と述べ、「再生へ一歩一歩進める年にしたい」と語った。
党員数をめぐっては、無断党員登録問題が浮上した田畑裕明衆院議員が支部長だった富山1区で減っているという。会合後に取材に応じた宮本幹事長は「大変大きい要素と認識している。しっかり態勢を整えるのが新年の課題」と述べた。
同区の支部長不在の状況については「4月に富山市長選、市議選がある。早い段階で(選任の)スケジュールを決めたい」と話した。
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富山:朝日新聞デジタル 2025-01-07 [
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