マングローブ林にすむ新種の巻き貝 ゴルフ場建設で悪影響受ける恐れ
沖縄県の西表島と石垣島のマングローブ林にすむ小さな巻き貝を、岡山大などのチームが新種として発表した。わかっている生息地は5カ所のみで、うち2カ所は進行中のゴルフ場建設計画によって影響を受ける可能性があるとして警鐘を鳴らしている。
ウラウチコダマカワザンショウ=岡山大の福田宏准教授提供 新種として日豪の専門誌に載ったのは「ウラウチコダマカワザンショウ」。2~3ミリほどの丸っこい巻き貝で、つぶらな目を備える。マングローブ林の根元をはってくらしている。
実は存在自体は20年以上前に見つかっており、生息地の少なさなどから、日本語の名前で国や県のレッドリストにも載っている。ただ、正式な論文にはなっていなかった。
ウラウチコダマカワザンショウの殻=岡山大の福田宏准教授提供低い移動能力、極端に狭い分布域 ところが、石垣島にある2カ…
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-01-07 [
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