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津軽地方の豪雪、下北建設業協会が除雪車を派遣 まず黒石市へ

 記録的な大雪に見舞われている津軽地方の除排雪作業を支援するため、青森県むつ市の下北建設業協会が7日、除雪車6台(4トン)を黒石市に派遣した。11日まで同市内の市道で除排雪作業を支援する。
 異例の大雪で道路の除排雪が滞っており、県が比較的降雪の少ない地域の建設業者に対し、津軽地方の除排雪支援を要請していた。同協会は除排雪用ダンプトラックを計約20台派遣する予定で、来週には青森市に10トン車15台を派遣する。
 県東部の下北半島の積雪は、むつ市が8センチ、大間町がゼロなど、比較的少ない。同協会の山内将邦会長は、「いつもなら支援の余裕はないが、下北ではほとんど降雪がなく、何かできないか検討していた」と話す。他地区への除排雪支援は「30年ぶりぐらい」という。
 青森県は同日、青森市や弘前市、五所川原市など積雪量が多い10市町村への災害救助法の適用を決めた。国と県が市町村と連携し、避難所開設や倒壊の恐れがある家屋の除排雪などを進める。宮下宗一郎知事は「本格的な雪のシーズンを前に先手の対応が必要だと判断した」と説明した。

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青森:朝日新聞デジタル 2025-01-08 [Edit / 編集]

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