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県がグローバル農家育成塾 海外展開、可能性探る ノウハウ学び、個性豊かな商品開発 /群馬

 農家が経営を拡大するため、農産物を加工して海外に輸出するにはどうすればいいのか。そのノウハウを教える「ぐんまグローバルファーマー育成塾」が初めて開かれ、1期生14人が受講した。牛乳やキクイモ、オリーブの葉などを使った個性豊かな商品開発と、海外展開の可能性を探った。【田所柳子】
 育成塾は、県などでつくる県農畜産物等輸出推進機構が主催。7月から6回にわたり、輸出関連の企業や専門家の講義、模擬商談などを実施した。受講者はマーケティングや商談を学び、12月11日に県庁昭和庁舎で開かれた卒塾式で、11人がその成果として、海外向けの商品開発と輸出計画を発表した。
 有機小麦のうどんに、血糖の急上昇を抑えるキクイモを練りこんだ商品を開発したのは、藤岡市の山口あきらさん。輸出先はシンガポールなどを想定する。日本に関心が高い国民性や糖尿病患者が増加するとの政府推計を踏まえて絞りこんだ。

群馬 | 毎日新聞 2025-01-09 [Edit / 編集]

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