国分寺市役所の新庁舎が開庁 市民サービス向上へワンストップ窓口
東京都国分寺市の市役所新庁舎が6日、開庁した。安全性や耐震性を確保し、これまで分散されていた行政機能を集約。市民サービスの向上を図る。
新庁舎はJR西国分寺駅に近い都公文書館南側の旧都有地に建設され、地下1階、地上5階建ての鉄骨・鉄筋コンクリート造り。延べ床面積は約2万1800平方メートル。用地取得を含む総事業費は約149億円となった。
環境配慮にも取り組み、多摩地域の新庁舎として初めて、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)で最高となるSランク認定や、省エネ効果が高い環境配慮型の建築物「ZEB Ready」の認証を取得した。
1階の市民窓口には、転入、出生、結婚など、ライフイベントに関する手続きをまとめて行うことができる「ワンストップ窓口」を導入。身近な人を亡くした遺族の負担を減らすため、死亡に伴う手続きを一括して別室で行う「おくやみコーナー」も設けた。
市民が誰でも利用できるリフレッシュスペースや、都心部を一望できる「木漏れ日テラス」なども設置。都立武蔵国分寺公園とも隣接しており、市の担当者は「地域コミュニティーの拠点としても活用してもらえたら」と話している。
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東京:朝日新聞デジタル 2025-01-08 [
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