池田家の歴代藩主の品々を一堂に 林原美術館で1月11日から企画展
岡山藩主・池田家伝来の品々を集めた企画展「お殿様のしるし―池田家・藩主所用の品々―」が1月11日、岡山市北区の林原美術館で始まる。歴代藩主が使った紋付きの品を通して、大名文化に触れることができる。
池田家の家紋・揚羽蝶(あげはちょう)紋が付いた甲冑(かっちゅう)や陣具、馬具、調度、装束のほか、花押入りや印が押された藩主自筆の書画など約60点が並ぶ。揚羽蝶紋には羽を閉じてとまったり、広げたりしている紋形(もんがた)などがあり、8代藩主慶政が作らせた火事装束には、これらの紋形など池田家に関係する24種類の紋が描かれている。また、初代藩主光政が使ったと伝わる紋付きの甲冑は、修復後初めての公開となる。
また、元林原美術館学芸課長の浅利尚民・就実大教授による講演会「岡山藩主池田家伝来品のゆくえ」が2月9日午後1時半~3時、同美術館ロビーで開催される。入館料が必要で定員30人(先着順)。1月11日以降、同美術館のホームページの参加申し込みフォームから申し込む。
企画展は3月23日まで(原則として月曜休館)。開館時間は午前10時~午後5時。入館料は一般500円、高校生300円、中学生以下無料。問い合わせは林原美術館(086・223・1733)。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-01-10 [
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