朝食提供協力「ありがとう」 名護 屋部中が名桜大生に感謝状
【名護】名護市の屋部中学校で生徒らに朝食を提供する「屋部の浦食堂」の活動に、ボランティアとして関わってきた名桜大学食育推進支援サークルに12月12日、同校の仲田欣五校長から感謝状が贈られた。12月でサークルを引退する学生に、仲田校長は「活動を支えてくれて本当にありがとう」と感謝した。
今回引退するスポーツ健康学科4年生でサークル長の熊坂凜さん(21)は、モズクの天ぷらを一つ一つ丁寧に揚げていた。食事を終えた中学生らが「おいしかった。ありがとうございます」と伝えると、優しい笑顔を見せた。
熊坂さんは「食育や栄養に興味があって参加した。朝起きるのは大変だったけど、感謝の言葉を聞くとやって良かったと思った」と話した。
屋部の浦食堂は2018年から活動を始め、現在は毎週火曜と木曜の午前6時半から1食100円で朝食を提供している。
(玉寄光太)
琉球新報 2025-01-10 [
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