コールセンターの通訳と三者で会話 外国人留学生に正しい110番の仕方を伝授 山口県周南市
1月10日は110番の日です。山口県周南市の周南公立大学で留学生を交えた110番の正しい使い方の講習会がありました。
講習会にはおよそ20人の学生らが参加し、警察官から110番の仕組みや正しい使い方について教わりました。
ひったくり事件を想定した訓練では、台湾からの留学生が母国語で通報しました。
外国人が110番に通報すると、やまぐちコールセンターの通訳につなぎ3者で会話できるシステムになっています。
通信指令室「犯人のこと聞きたいんですが男、女?」
通訳=留学生に通訳して「男の人です」
通信司令室「男」
現場に駆けつけた警察官は翻訳アプリを使って、被害状況などを聞いていました。
台湾からの留学生 周南公立大学経済学部3年・陳聖智さん
「犯人の特徴とか逃げる方法とか(日本語より)自分の母国語でよく詳しく説明できるので、外国人とか留学生にしても安心」
周南警察署地域課 木村敬亮課長
「日本語がわからない方についても110番にかけていただきましたら通訳人を介してこちらの方で対応するシステムができておりますので遠慮なくかけていただきたいと思います」
周南公立大学にはおよそ30人の留学生がいて、警察は講習会の内容を役立ててもらいたいとしています。
tysテレビ山口 2025-01-10 [
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