岡山市のバス路線再編案や運賃改定案、パブコメ実施 24日まで
岡山市は再編整備を進めるバス路線の運行計画案や運賃改定案について、市民から広く意見を聞くパブリックコメントを実施している。24日まで、電子メールやファクス、郵送などで受け付ける。
市は厳しい経営が続くバス路線の維持に向けて、路線を①都心と地域拠点を結び、需要の多い「幹線」と、②生活圏を走り、利用者が比較的少ない「支線」にわけて再編する考え。幹線はこれまで通り民間が担うが、支線は車両の調達などを市が負担する「公設民営」方式で運行する。市は支線の運行経費も支援し、安定的な維持を目指す。支線のうちJR妹尾駅とJR北長瀬駅を結ぶ「妹尾・北長瀬線」は4月から運行を開始する予定だ。運賃は200円均一とし、バス停を12カ所設け、小型車両で運行するとしている。
また、市は運行事業者の収支改善に向け、10月から市中心部の路線バスの大半について、初乗り運賃を現行の120円から160円に値上げする案を示している。
市は、妹尾・北長瀬線など、10方面17路線の新たな支線計画や、運賃改定についてパブリックコメントで意見を募り、最終的な案を決めていく考えだ。資料は、市のホームページ(
https://www.city.okayama.jp/shisei/0000066898.html)などで見ることができる。
このほか、岡山市の公共交通のシンボルマークや支線バスの愛称を決めるWEB投票(
https://com.city.okayama.jp/cmsform/enquete.php?id=675)を16日まで実施している。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-01-11 [
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