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世界遺産登録30周年をPR 五箇山・白川郷の記念ロゴ作製

 五箇山・白川郷の合掌造り集落が今年、世界文化遺産登録30周年となるのに合わせ、集落のある富山県南砺市と岐阜県白川村が記念ロゴマークを作った。両地域とも、コロナ禍で観光客を大きく減らしたものの、インバウンド(外国人の訪日旅行)が好調で、復調しつつある。ロゴはイベントなどで活用し、国内外にアピールしていく。
 合掌造り集落は1995年12月に世界遺産になった。ロゴは、30周年を表す「30th」に合掌造りのデザインをあしらっている。五箇山の相倉・菅沼集落がある南砺市と、白川郷の白川村は共同で観光事業の催しなどを行っており、両地域を楽しめる地図づくりも計画している。田中幹夫市長は「五箇山と白川郷の両方を巡ってもらう仕掛けを考えたい」と話している。
 南砺市のまとめでは、年末年始(12月26日~1月3日)の入り込み数は相倉が3765人(前年比1212人増)、菅沼が2688人(同1392人増)と好調だった。
 また、白川村観光振興課によると、白川郷には普通車740台、大型バス40台の駐車スペースがあるものの、年末年始は2、3時間待ちの列ができたという。集計中の昨年の観光客数は200万人を超えると予想。2019年に初めて200万人を超え、コロナ禍で100万人を切ったものの、同課は「インバウンドが好調で、コロナ禍前に戻ってきた」と話す。

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富山:朝日新聞デジタル 2025-01-11 [Edit / 編集]

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