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神宮外苑、光当たらない18本のイチョウ 「伐採」か「移植」か

 昨秋の東京・明治神宮外苑。イチョウが4列に並ぶ通りは鮮やかにライトアップされ、多くの人が訪れていた。だが並木道を西に折れ、秩父宮ラグビー場に向かう道に立つ18本に華やかな光はなかった。
 外苑では今、再開発が進んでいる。反対の声もある中、昨年10月には樹木の伐採や移植が始まった。神宮球場とラグビー場の場所を入れ替えたうえで建て替え、超高層ビル2棟を新築する計画だ。高木計619本が伐採される予定だが、旧神宮第二球場の周囲にあった樹木は、すでに多くが伐採、または移植された。
 事業者は4列の並木はこの場所で保全すると説明しているが、18本は当初案で「伐採」。現在は「移植を検討」となっている。イメージ図を見ると、この付近には新しい神宮球場のスタンドがある。
現在の神宮外苑。中央右は4列のイチョウ並木。その途中から左に伸びて秩父宮ラグビー場に至る道に18本のイチョウが見える=2024年12月2日、朝日新聞社ヘリから、菊池康全撮影4列の並木とは違う道をたどる可能性が高い18本のイチョウ。その通りの先には、過去にある学校の正門がありました。記事の最後では、約100年前の神宮外苑上空からの写真と現在を比較しています。
 外苑の案内板によると、18…
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東京:朝日新聞デジタル 2025-01-11 [Edit / 編集]

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