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30年ぶり教え子とバレー 羽地中・ 渡具知校長 3月退職、当時赴任の伊江中で

 【名護・伊江】本年度末で退職を迎える名護市立羽地中学校の渡具知久浩校長(60)が12月28日、伊江中学校を訪れ、約30年ぶりに当時の教え子たちとバレーボールの試合を通して交流を深めるサプライズ企画が開かれた。
 退職を前に赴任地だった伊江島で楽しい思い出をつくってもらおうと、羽地中の職員らが1泊2日の日程で企画。渡具知校長は教員採用時が羽地中、2校目は伊江中で、当時は男子バレー部の監督を務めた。体育館には45期生(1977年生まれ)から47期生のバレー部の教え子が集まり、羽地中の教職員も一緒にプレーを楽しんだ。珍プレーや好プレーで笑いが絶えない試合が続き、フルセットの末、教え子チームが勝利した。
 46期生で男子バレー部の主将を務めた金城輝さん(46)は「サーブやボールの打ち方は当時と変わらず、幸せな時間を過ごせた。県大会で3位に入れたのも渡具知先生の指導のおかげ。36年間の教員生活、大変お疲れさまでした」と感謝した。
 渡具知校長は「伊江中では保護者や地域の協力もあり、島を挙げて応援してくれた。教え子たちが島を担う人材になって誇りに思い、交流を通してとても元気が出た。伊江島の皆さんには感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔で語った。

琉球新報 2025-01-12 [Edit / 編集]

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