強盗を想定 防犯訓練 海銀と那覇署
【那覇】沖縄海邦銀行と那覇署は昨年12月12日、那覇市久茂地の同行本店で強盗を想定した防犯訓練を実施した。那覇署員が強盗役を演じ、同行員が対応方法を確認した。また、逃走した犯人を識別するために使用するカラーボールの投てき訓練も実施した。
訓練では、強盗犯の特徴や逃走経路を記録したり、店内にいる客の安全を確保したりするなどの役割を、それぞれの行員が確認した。窓口で強盗犯から金を要求された女性の行員は「準備するので待ってください」などと話し、冷静に対応した。
訓練後に講評した那覇署の町田明生活安全課長は対応時のポイントとして(1)身の安全を守る(2)犯人の特徴を記録する-の2点を挙げた。その上で「あくまでも身の安全を確保することが優先。その次に犯人確保につながる情報を収集してほしい」と伝えた。
海銀人事総務部長の儀間隆さんは「日頃から自分の役割を認識し、冷静な対応をしてほしい」と行員に呼び掛けた。
琉球新報 2025-01-13 [
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