成人式迎える滋賀県内の若者は1万4780人 開始遅らせた市町も
12、13日に滋賀県内全19市町で「成人の日」の行事が開催された。対象はいずれも2024年度に20歳となる人(04年4月2日~05年4月1日生まれ)で、計1万4780人。昨年に比べ168人減った。
県生涯学習課のまとめによると、県内で対象となる人数は21年から5年連続して減少している。今回最も多いのは大津市の3437人。次いで草津市の1652人、彦根市1217人、東近江市1173人、長浜市1152人など。昨年より減ったのは12市町で、大津市の94人減が最も多い。増加数が最多だったのは野洲市の99人増。
民法の改正で、22年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたが、「成人の日」の式典は19市町のすべてが「20歳」を対象にしている。名称は大半が「20歳のつどい」「はたちの集い」など。近江八幡市と東近江市は「成人式」としている。
大津市は20年、同年度中に18、19、20歳になる約1万人から無作為に抽出した1500人とその保護者にアンケートをした。その結果、8割以上が「20歳での実施がふさわしい」と回答。理由は「18歳は進学や就職を控える多くの人やその保護者に負担がかかるおそれがある」などだったという。
彦根市は今回から、式典を午後開催にした。昨年は午前10時半開会だった。「着物の着付けの準備が早朝になってしまう」などの声があったためという。日野町も開催時刻を30分遅らせ、午前10時半にした。
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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-01-14 [
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