ごみゼロ 美しい草津に 子どもたちがポイ捨て防ぐ看板デザイン
ごみのポイ捨てがない、きれいな街になってほしい――。滋賀県草津市の志津学区の子どもたちが、そんな願いを込めて、不法投棄禁止を呼びかける看板をデザインした。
看板をデザインしたのは、志津学区で活動する「志津わんぱく協働合校(がっこう)」の子どもたち。協働合校は小中学生らが参加し、地域の自然や歴史などを体験して学ぶ活動をしている。
志津学区ではごみの不法投棄が課題の一つになっている。昨年、市民らでつくる「ごみ問題を考える草津市民会議」から相談を受け、看板を作ることを決めた。中学生たちが不法投棄の現場を確認し、小学生たちが看板をデザインした。
7日、デザインに携わった志津小学校の児童6人が市役所を訪問。完成した6枚の看板を前に、辻川明宏副市長に「ごみのポイ捨てがなくなって、きれいな街になったらいいなと思って作りました」などと思いを伝えた。
辻川副市長は「同級生や地域の大人たちにもよい影響を与え、環境問題への意識がさらに高まり、草津の街をさらに美しくしようとする行動につながっていくと信じております」などと、橋川渉市長のメッセージを代読した。
6年生の山村梨凰(りお)さんは、わかりやすいデザインを心がけた。「みんなで協力して活動できて楽しかった。ちょっとでもごみを減らせたらいいな」と話した。看板は、中学生たちが確認した現場などに、子どもらの手で設置する予定という。
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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-01-15 [
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