伊江で保育見学ツアー 初開催、7人が1泊2日
【伊江】県内で保育士を目指す短大生や専門学校生を伊江村に招く「保育所見学ツアー」が11月15日から1泊2日の日程で行われた。同村は県保育士・保育所総合支援センターが開催した県保育士合同就職説明会に初参加。離島の保育や公務員保育士の魅力を伝える初の見学ツアーに7人の申し込みがあった。
参加者は15日、同村役場を訪れ、内間常喜副村長は「離島における保育士確保は困難だが、保育士さんから直接話を聞き、保育体験が島で働くきっかけになれば幸い」とあいさつ。
その後、村立東、西の両保育所で保育体験を行い、元気いっぱいの子どもたちと触れ合った。夜は夕食会を開催し、村外出身者で離島保育に携わる保育士から島での生活について聞きながら交流を深めた。
西保育所で4年目を迎えた知念ゆりなさん(沖縄市出身)は「子どもたちは元気で保育が楽しい。施設も新しく環境にも恵まれ、島にはたくさんの魅力がある」と語った。
琉球新報 2025-01-15 [
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