「受験生への痴漢許さない」 共通テスト前に大学生ら梅田で呼びかけ
18日から始まる大学入学共通テストを前に受験生を狙った痴漢を防ごうと、大阪府警曽根崎署や大学生ボランティアが15日、大阪・梅田の阪急三番街などで被害の防止を呼びかけた。
近年、SNS上では痴漢をあおるような書き込みが相次いでいる。府警は昨年の受験シーズンにX(旧ツイッター)で痴漢などを連想させる投稿を約20件確認し、警告の返信をしたという。
この日は「頑張る受験生を皆で守る!」を合言葉に大学生ボランティアら計約30人が参加。参加者は「電車の扉付近にいる」など被害が起きやすい状況をクイズ形式で学んだ。その後、複数の大学の入試会場となる梅田センタービル(大阪市北区)まで「痴漢、盗撮は許さない」と書かれたプラカードを持って行進した。
参加した大阪経済法科大3年の赤松唯人さん(21)は「受験生は参考書に集中して周囲への注意がおろそかになりがち。自分はなるべくスマホを見ず、周囲を気にかけてあげたい」。同署の北川龍・生活安全課長は「受験生は受験のことで精いっぱい。地域の方々と連携し、安全安心に受験できる環境を作りたい」と話した。
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大阪:朝日新聞デジタル 2025-01-15 [
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