海外拠点オンラインカジノで常習賭博容疑、逮捕 口座に20億円入金
海外のオンラインカジノで繰り返し賭博をさせたとして、大阪府警は15日、会社役員の日下田(ひげた)英次容疑者(40)=東京都豊島区=ら2人を常習賭博の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。
保安課によると、逮捕容疑は他の人物らと共謀して2022年1月~23年6月、不特定多数の客を海外拠点のサイト「ユースカジノ」に複数回接続させ、賭博をさせたというもの。
日本の刑法は国内での賭博行為を禁じ、合法な国で運営されるカジノサイトの利用も違法とされる。府警が賭け金の流れを調べたところ、日下田容疑者らが管理する複数の口座に、客側から計約20億円が入金されていたという。
ユースカジノをめぐっては、府警が昨年9月、合法な事業の資金移動を装って客の賭け金など計約49億円をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、府内の会社代表者3人を組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕。大阪地検が同10月、うち1人を同罪で、ほか2人を常習賭博罪で起訴している。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
今すぐ登録(初トクキャンペーン中)ログインする
【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくは
大阪:朝日新聞デジタル 2025-01-15 [
Edit / 編集]