香川県内の昨年の交通事故死は31人 過去最少タイ、歩行者は10人
2024年の香川県内の交通事故による死者数は31人で、記録が残る1948年以降で最少だった49年と並んだ。県警が速報値として発表した。減少は4年連続で、前年より2人減った。
県警交通企画課によると、死者31人のうち、6割を高齢者が占めたほか、死亡事故の6割が夜間帯や交差点周辺での事故だった。一方、人口10万人あたりの死者数は3.35人で全国で11番目に多かった。
亡くなった状況別では、歩行者が10人、自転車が8人、原付きバイクが1人、バイクが6人、自動車が6人。自転車に乗っていた人のうち、ヘルメットを着けていたのは1人だけだった。
24年の交通事故の発生件数は2943件で前年から98件減少。負傷者数は3579人で、前年より133人減った。
年末年始(昨年12月29日~1月3日)の交通事故は20件(前年度同期比12件減)で、死亡事故は0件(同1件減)だった。
県警は、夜間に歩行者が身につける反射材の有効性の周知や、警察官による街頭活動を引き続き強化していくとしている。
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香川:朝日新聞デジタル 2025-01-16 [
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