猛暑に少雨、そして雪…水仙の名所・野母崎に異変!恒例イベントの開催にも影響か【長崎市】
長崎市南部の野母崎地区で恒例の「のもざき水仙まつり」が18日に始まります。
しかし会場を訪れてみると主役の「水仙」にある問題が起きていました。
のもざき水仙まつりのメイン会場、「水仙の丘」です。
例年この時期は一面が白い花で埋め尽くされますが…
KTN記者
「ああ、こちらはもう葉が枯れてしまっていますね」「こっちは花は咲いてますけど、根元から折れてしまっています」
花がまばらで、すでに枯れたものもあり、なんだか寂しい風景です。
長崎市南総合事務所 松田祐希 主事
「先日の大雪で、咲いていた花もあったが一部枯れてしまったと。そういうことが影響してこのような状況になっている」
今月12日の水仙の丘の画像です。
咲いていた花のほとんどが雪に押しつぶされ、枯れてしまいました。
開花が少ない原因は、これだけではありません。
松田祐希 主事
「水仙の花になる花芽というものがあるんですけども、今年はこれ自体ができていない水仙が多い。こちらを見ていただくと花芽がなくて花が咲く見込みがない。こういう水仙が例年と比較して多い」「去年の夏の酷暑や短い秋とか、雨の少なさが原因となってこういう風な結果になっている」
南総合事務所によりますと現在は2分咲きから3分咲きですが、この後、耐え残った花芽が1週間ほどかけて芽吹くということです。
例年より少し遅れますが、今月27日頃から2月始めにかけて見ごろを迎える見込みです。
松田祐希 主事
「ここは『かおり風景百選』ということで、潮の香りと水仙の香りが同時に楽しめるということですので、それから軍艦島もありますし、恐竜博物館もありますし、そういったものも含めて野母崎を楽しんでもらいたい」
期間中はスタンプラリーなどのイベントが行われるほか、毎週日曜日には水仙の花束のプレゼントが予定されています。
KTNテレビ長崎 2025-01-17 [
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