ことでん新駅名は「多肥」 広場の完成予想図も発表
【香川】高松琴平電気鉄道(ことでん)は17日、高松市多肥上町の琴平線太田―仏生山間に整備する新駅の駅名を「多肥(たひ)」と発表した。市は、駅の東西に整備を予定している、バスターミナルを備えた駅前広場の完成予想図を明らかにした。
ことでんによると、駅名は、新駅が多肥地区にあることから、地元の要望などを踏まえて決めた。ホームは上り、下り各1本で、東西に改札口を設置する。東側の駅舎には待合室とトイレ、駅員室を設け、2本のホームは構内踏切で結ばれる。太田―仏生山間の複線化と合わせて工事を進め、2026年度中の開業を目指す。新駅設置の事業費は約7億9千万円で、ほぼ全額が国、県、市の負担となる。
市によると、駅前広場は駅の東側が約3900平方メートル、西側が約1100平方メートル。双方にバスやタクシーの乗降場を設け、路線バスと電車が相互に乗り換えやすい交通結節点となる。駅北側でことでんをまたぐ高架道路下には自転車とオートバイの駐輪場(計約730台)もつくる。駅舎と同じく26年度中の開業を目指して今年度から造成工事を始めており、総事業費は10億1090万円。
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香川:朝日新聞デジタル 2025-01-18 [
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