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JR四国初のレール輸送用ディーゼル車、準備中 3月以降運用開始

 【香川】JR四国で初めて導入されるレール輸送用ディーゼル車が高松運転所(高松市)に到着した。線路の保守作業などで、新しいレールを交換場所付近まで運ぶ。今月下旬から試運転を始め、3月中旬以降の運用開始を予定している。
 同社では、国鉄時代に製造された機関車が引く専用貨車でレールを運んでいたが、2023年に機関車がすべて引退したため、レール輸送用の新型車両の導入を決めていた。
 2両1編成で、1両あたりの全長は18.2メートル。長さ25メートルのレールを一度に46本運べる。JR東海の子会社、日本車両製造が製造し、愛知県豊川市の工場から関係者を乗せた3両もの車掌車を従え、電気機関車にひかれて10日早朝、高松運転所に入った。
 JR四国によると、JR他社もレール運搬用ディーゼル車を導入している。今回導入した車両はJR東海のレール輸送用車両キヤ97系がもとになっており、9000系という形式を定め、運転台の側面にJR四国のコーポレートカラーのライトブルーを施している。保安装置なども同社の仕様に変更されているという。

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香川:朝日新聞デジタル 2025-01-18 [Edit / 編集]

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