水族館の水槽に海上保安部の潜水士 「118番」PRで
「118番の日」に合わせて、高松市の新屋島水族館で18日、高松海上保安部の潜水士がウミガメの水槽に潜るイベントがあった。
海の事件事故の緊急通報番号である118番は、119番や時報の117番と押し間違う人が少なくないという。瀬戸内海を主に管轄する第6管区海上保安本部には、昨年約2万1千件の通報があった。その中で有効件数は794件。96%にあたる約2万件が無言や間違い電話、着信時にすぐに切るといった非有効件数だった。
そこで、多くの人に118番を知ってもらおうと、高松海保では2022年から新屋島水族館でのイベントを始め、今回で4回目。潜水士がウミガメの水槽に入り、胸に手を当てる潜水士の敬礼を見せたり、ボンベの空気が足りなくなった際に他の隊員から分けてもらう実演をしたりした。最後に「海で事件事故にあったら118番と覚えておいてくださいね!」と職員が呼びかけた。
小豆島から家族で訪れた鶴見莉織さん(10)は「楽しかった。119番は知っていたけど、118番は知らなかった」と話していた。
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香川:朝日新聞デジタル 2025-01-19 [
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