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「11秒24の自己ベスト更新し、世陸出場を」大分出身の陸上短距離選手、兒玉芽生の決意

東京オリンピックにも出場した大分県臼杵市出身で陸上の兒玉芽生選手が今年9月に東京で開催される世界陸上に向けて決意を語りました。
臼杵市出身で現在はミズノに所属する陸上の兒玉芽生選手(25)。18日、大分市で行われた小学生のかけっこ教室に講師として参加しました。

(兒玉芽生)「子どもたちがすごく元気で、私がアドバイスしたことに対してすごく素直に挑戦してくれた姿がすごく印象的でした」
大分雄城台高校から福岡大学に進んだ兒玉選手は22歳で迎えた2021年の東京オリンピックに400メートルリレー日本代表として出場。決勝進出とはなりませんでしたが、日本陸上短距離界のニューヒロインとして注目を集めました。
2022年には100メートルで日本歴代2位となる11秒24の好記録をマーク。パリオリンピックに向け期待が高まりましたが、その後は、足や腰のケガで記録を伸ばすことができず、2大会連続のオリンピック出場は叶いませんでした。

(兒玉芽生)「昨シーズンはパリオリンピックを目指した年だったけど、けがなどで調子が上がらずに悔しいシーズンだったと思います。今は痛みもなくなって、順調に練習ができています」
兒玉選手が見据えるのは、今年9月に東京で行われる世界陸上。100メートルと200メートルの短距離個人種目で出場権獲得に向け、決意を燃やします。
(兒玉芽生)「世界陸上への出場は現実的にはすごく難しく厳しい戦いではあるけど、1試合1試合をしっかり戦っていきたい。今年は100メートルで11秒24の自己ベストを出して日本記録を更新していくこと。その上で東京世界陸上の個人での出場を目指して頑張りたいです」

大分放送 2025-01-20 [Edit / 編集]

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