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フルーツのような甘さ「塩熟トマト」が出荷のピーク 大分・佐伯市

塩水を使って育て、昼夜の寒暖差によりフルーツのように甘くなるトマトが大分県佐伯市の農園で出荷のピークを迎えています。
高い糖度と濃厚なうま味が詰まった甘いトマト、その名も「塩熟トマト」です。佐伯市木立のげんきファームでは塩水による水耕栽培でじっくりと育てたトマトがいま出荷シーズンを迎えています。

この冬は暖冬傾向でしたが、年明けからの冷え込みで、例年並みの甘さに仕上がってきているということです。このトマトは、水分の吸収率を極限まで抑えることで糖度が8度から12度と通常の2倍に育ちます。
収穫のピークを迎える中、糖度や酸味を測定し、基準を満たしたものを梱包していました。
(げんきファーム管理者・五島俊雄さん)「シャキっとした歯ごたえ、そして口の中に入れると甘さ酸味がとてもバランスがとれています。しっかりと味が残りますので、それを楽しんでいただけたら」
塩熟トマトは5月ごろにかけて16トンの出荷を見込んでいて、県内のデパートなどで販売されるほか、佐伯市のふるさと納税の返礼品にもなっています。

大分放送 2025-01-21 [Edit / 編集]

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