命の大切さを学ぶ教室　娘を殺害された男性が講演【熊本】

２２年前、娘を殺害された男性が命の大切さについて語りました。　この講演会は、犯罪被害者の遺族が受けた心の痛みや家族の思いを知ってもらおうと熊本県警が開いたもので、県立八代工業高校の生徒およそ４００人が参加しました。
講演したのは、２００３年９月に熊本市で起きた殺人事件で当時２０歳の大学生の娘を亡くした米村　州弘さんです。
米村さんはいじめやＳＮＳによる誹謗中傷など若者たちの悩みに触れながら「命はたくさんの人たちとつながっている。自分の命、周りの人の命をどんなことがあっても
全力で守ってほしい」と訴えました。<br> Thumbnail