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箱根優勝へ「1年目から全力」 高石樹(高知工高)国学院大へ 都大路1区3位・四国初5000メートル13分台

全国高校駅伝などで活躍し、今春から国学院大に進む高知工高・高石樹。後方は一緒に同大学に進学するチームメートの西内祐仁(高知市の日本トーターりょうまスタジアム)
 昨年12月の全国高校駅伝1区で3位、今年1月の全国都道府県対抗男子駅伝1区でも6位と、県陸上長距離の歴史に残る活躍を見せた高知工高の高石樹が、チームメートの西内祐仁とともに駅伝の強豪、国学院大に進む。高石は「1年から大学三大駅伝に出る」と希望を膨らませている。
 19日の都道府県男子駅伝では1区注目選手の筆頭で、中継するNHKがインタビュー映像を流すほど。その中で高石は「中学ではゲームばっかりやってました」。高知工高陸上部出身の俳優で、中継ゲストだった和田正人さんに入部のいきさつを聞かれた大和田賀仁監督は「部活を何もやってなくて、担任の先生に『何かやれ』と言われて…」と笑いながら答えた。
 これらは全て実話だ。朝倉中ではバスケットボール部に入ったがすぐ辞めて3年間“帰宅部”。しかし高知工高入学後、陸上部にやって来た高石の走りは素人と思えない速さだった。小学2年から陸上をしている西内は「フォームはバラバラなのに…」と衝撃を受けた。
 本格的な指導を受けた高石は走り方が安定し、…





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高知新聞 2025-01-26 [Edit / 編集]

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