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【女子】穂岐山芽衣ら強力布陣…南国市が安定のレース 市町村駅伝

【女子】南国市の4区穂岐山芽衣=左=から5区北川あかりにトップでたすきが渡る(宿毛市橋上町橋上=写真はいずれも森本敦士撮影)
<県市町村対抗駅伝 女子1位・南国市>26日
 初代女王となった南国市は、一般4区間を全国高校駅伝1区7位の穂岐山芽衣ら山田高勢で固め、中学生区間にも高知ロードレース優勝の上田(香長)。他のチームからすれば、ため息の出るような強力布陣だった。
女子の初代チャンピオンとなった南国市のメンバー
 優勝候補の大本命にふさわしい、安定したレースを展開した。1区の穂岐山実結は、慣れないコースであることと強風を考慮して中盤まで自重。残り1キロ付近で集団から前に出た。
 冷静に走りを振り返った穂岐山実結と対照的に、姉で4区の穂岐山芽衣は「コースがめちゃくちゃ長く感じた」と苦笑い。それでも、区間2位に1分10秒の大差で危なげなく区間賞を取った。
 5区北川だけは冷や汗をかいた。同区間には山田高の先輩で、都道府県対抗女子駅伝で大活躍の尾崎(シスメックス)が香南市にいた。「振り返ったら尾崎さんが見えた。怖かった」。必死の思いで逃げ切った。
 山田高勢にとっては、いつもと違う“看板”を背負って走る大会。選手らは「知らない人がいっぱい応援してくれて、うれしかった」と頭を下げた。穂岐山実結は「いい大会。来年も(県外の実業団チームに入る)姉を呼んで一緒に出ます」と笑った。(井上太郎)





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高知新聞 2025-01-27 [Edit / 編集]

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