ひろた美術が破産申請

金沢市などで額縁や掛け軸の販売をしてきたひろた美術が、破産申請の準備に入ったことが分かりました。東京商工リサーチによりますと、ひろた美術は１９４２年の創業です。以来８０年以上にわたり、金沢市や能美市で額縁・掛け軸の販売をしてきました。店舗には画廊もあり、地元の芸術家が展覧会を開く場所としても、親しまれてきたということです。１９９６年には約３億４０００万円の売り上げがありましたが、販売不振にコロナ禍が重なり、近年は１億円を割り込むなど収益が悪化。破産申請の準備に入ったということです。負債総額は調査中です。店舗の入り口には「しばらくの間お休みさせていただきます」という張り紙があり、２０２４年１２月３０日付で事業を停止していました。

HAB北陸朝日放送 2025-01-29 [Edit / 編集]