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小学校プールへの注水、止め忘れる 水流出続き損害51万円 川崎市

 川崎市教育委員会は29日、市立大島小学校(川崎区浜町1丁目)で昨年12月、校庭のプールに注水したまま止め忘れ、プール約1.7杯分にあたる水が流出したと発表した。損害額は約51万円と算定した。市教委は過失の内容などを考慮し、教頭や校長に対する損害賠償請求はしないという。
 市教委によると、同月6日正午ごろ、教頭が消防用水のためにプールに注水を始めたものの止め忘れ、7日午後4時半ごろ水を止めるまでの間に推定で620・5立方メートルが流出した。
 プールの注水作業ミスをめぐっては、川崎市立稲田小学校(多摩区)で2023年、校長と、注水を担当していた男性教諭に対し、市教委が上下水道代約190万円の半額(約95万円)を損害賠償請求し、校長側が支払った。市教委は会見で、「(稲田小では)通常とは異なる操作方法をしていて重過失に近い過失だった」などと説明した。

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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-01-30 [Edit / 編集]

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