春恋し甘い香り 松田町のロウバイ園 国内最大級2万本が見ごろ
特徴的な甘い香りをただよわせる黄色い花のロウバイが、神奈川県松田町寄（やどりき）地区のロウバイ園で見ごろを迎えている。好天に恵まれた28日は多くの観光客が訪れ、香りと景色を楽しんでいた。町によると、今週末には満開になりそうだという。
標高380メートル付近の山の斜面にロウバイ園は広がる。地元の中学生が2006年、荒れ果てた農地に卒業記念として250株を植樹したのが始まりだ。町の話では、シカの食害に強いことからロウバイが選ばれたという。その後も住民らが整備を続け、いまでは約1万3千平方メートルの敷地に2万本以上が花を咲かせる国内最大級の規模となった。
2月16日まで「寄ロウバイまつり」が開かれている。入園料は16歳以上500円、15歳以下は無料。問い合わせは町観光経済課（0465・83・1228）。
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神奈川：朝日新聞デジタル 2025-01-31 [
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