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老朽化で通行止めの北九州・常盤橋 「地域の誇り」保存願う住民ら

通行止めが続く常盤橋=北九州市小倉北区で2024年12月5日、山下智恵撮影



 長崎街道の起点として知られる北九州市小倉北区室町の木橋「常盤(ときわ)橋」が老朽化のため、2024年9月から通行止めになっている。北九州市は大規模改修や架け替えも視野に入れるが、31日に開かれた地域の代表者らを交えた懇話会では「地域の誇りと価値を守ってほしい」などの注文が相次いだ。
 常盤橋は、市が江戸時代の面影を再現しようと1995年に木造で復元し、観光名所として市民らに親しまれてきた。2000年以降、橋の保全のため補修と改良を重ねてきたが、近年は橋桁が年間3~4ミリ程度沈下しており、24年夏にはこれまでで最大の年間約14ミリの沈下が確認された。

毎日新聞 2025-02-01 [Edit / 編集]

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