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ワイナリーの看板犬を紹介する一冊 愛犬と立ち寄れる店も

 【神奈川】全国各地にあるワイナリーの看板犬を写真とともに紹介した「日本のワイナリードッグ」(ワイン王国別冊)が発売された。日本ワインの故郷・山梨や国内屈指の銘醸地・長野、横浜、東京などの計10ワイナリーの看板犬13匹が登場。ワイン造りに励む家族やスタッフにとってかけがえのない存在の看板犬たちが満載された一冊だ。
 執筆したのは、JAL機内誌「SKYWARD」やワイン雑誌「ワイン王国」で、国内外のワイナリーを紹介している横浜市在住のフリーライター中津海(なかつみ)麻子さん(55)。
 アメリカやオーストラリアのワイナリーを訪ねた際、看板犬のフォトブックが出版されているのを見て、日本ならではの看板犬を紹介する本を思い立った。
 仕事仲間で「犬と飼主」をテーマに撮り続けている葉山町在住のフォトグラファー、ミヤジシンゴさん(57)と二人三脚でワイナリーを訪ねた。
 主な登場犬は、「横濱ワイナリー」(横浜市)のイタリアン・グレーハウンドつばきちゃん(11)。保護団体から引き取った4代目の看板犬で、代表の町田佳子さんは歴代看板犬たちにも思いをはせ、「かわいい姿に、明日からまたがんばろうと励まされました」と振り返る。ワイナリーのフラッグシップワインのエチケットには、飼い主の女性とともに船旅に向かう愛犬の姿が描かれている。
 「東京ワイナリー」(東京都練馬区)の甲斐犬カンスケくん(1)は縦横無尽に畑を駆け巡り、スタッフのアイドル的な存在だ。
 代表の越後屋美和さんは「どんなに疲れていても、この純粋な瞳で甘えられたら、全部吹き飛んじゃいます」。
 このほか、「原茂ワイン」(山梨県甲州市)のラブラドルレトリバーのアルモくん(4)、「ツイヂラボ」(長野県東御市)の柴犬(しばいぬ)くるみちゃん(5)らと造り手の深い絆が描かれている。
 ワイナリーの情報や愛犬と立ち寄れるおすすめスポット、愛犬と泊まれる宿の情報も。A4サイズ。80ページ。1980円。

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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-02-02 [Edit / 編集]

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