コロナ禍で痛感、オリジナル作品の重要性 劇団四季社長インタビュー
コロナ禍、政府によるイベント自粛要請で大きな打撃を受けた劇団四季。多くの公演が中止になった一方で、オリジナル作品の創作が進むなど得たものもあった。吉田智誉樹社長の一問一答は以下の通り。
――公演中止が続いた時の劇団の様子は。
再開の日、俳優は楽屋で泣いていた 劇団四季社長が振り返るコロナ禍 「俳優は途方にくれていました。公演がないので何もすることがない。この人たちが病まないようにするのがミッションだと思いました。俳優はステージがないと報酬が相当減るので、公演をやったとみなして一部を払いました。体がなまるのでオンラインのレッスンもやりました。一方、スタッフたちは、チケットの払い戻し作業を絶望的な気持ちになりながらやっていました。売るためにいるのに、真反対のことをするのは切ないです」
日本のマーケットだけでは……――先が見えない状況でいろいろな手を打ちました。
「恥も外聞もなく、やれるこ…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-02-03 [
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