子育て、人口減… 課題解決めざす「コミュニティ財団」設立へ募金
地域の課題解決に向けた活動を支援する「コミュニティ財団」の設立を目指す団体が16日、募金を始めた。7月ごろの財団設立を目指している。
コミュニティ財団は、子育てや人口減など地域の課題解決に取り組むNPOなどをサポートする組織。資金や人材育成、情報提供などの面で支えることで、それぞれの活動を活性化させたり、継続させたりするのが狙い。
県内では、「とくしまコミュニティ財団設立準備会」が「全国コミュニティ財団協会」のアドバイスを受けて、昨年から準備を進めてきた。
住民へのヒアリングなどを通して、まずは若者や女性らが中心となって活動する団体への支援に力を入れていくという。
将来は企業からの寄付を受けたり、金融機関に預けられたままの「休眠預金」などを活動資金として受けたりすることも視野に入れる。準備会の藤田梢さんは「地域の課題を一つずつ解決して、10年後、20年後の徳島をよりよくしていくための一歩にしたい」と話す。
募金は設立に向けた「資本金」にあたる300万円のほか、各団体への支援に必要な資金に充てるという。詳細は準備会のホームページ（
https://tcf.awa-onna.com）へ。
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徳島：朝日新聞デジタル 2025-02-17 [
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