四国企業の女性社長10.3%で過去最高 徳島12.1%は全国1位
四国に本社がある企業の女性社長の比率は前年比0・2ポイント増の10・3%となり、9年連続で増加し、過去最高を更新したことが民間信用調査会社の帝国データバンク高松支店の調べで分かった。徳島県は全国トップの12・1%だった。
高松支店は企業概要データベースをもとにして四国4県の約4万2千社を対象に2024年10月時点で集計・分析した。
四国の県別では徳島県が12・1%で最も高く、香川県が10・5%、高知県が10・1%、愛媛県が9・1%と続き、いずれも全国平均8・4%を上回った。
四国の女性社長の企業を業界別にみると、不動産が21・4%で最も多く、次いでサービスが15・2%、小売りが13・5%と続いた。
女性社長の企業を売り上げ規模別でみると、「5千万円未満」が14・0%で最も高く、「5千万~1億円未満」が9・2%、「1億~5億円未満」が7・9%で、売り上げ規模が大きくなるほど、女性社長の比率は低くなる傾向がみられ、「100億円以上」は0・7%だった。
女性社長の年代別構成比は、「65~69歳」と「70~74歳」が各13・3%だった。75歳以上は23・7%で、高齢化が深刻という。
高松支店は「四国の女性社長の比率は過去最高を更新したが、上昇幅は小さく、依然として低水準での推移だ」としている。
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徳島:朝日新聞デジタル 2025-02-21 [
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