71銘柄の地酒がずらり 徳島・三好で「四国酒まつり」
四国の地酒を一堂に集めた「第26回四国酒まつり」(実行委主催)が22日、徳島県三好市池田町で開かれ、時折雪の舞う厳しい寒さの中、地酒試飲会には約2500人が参加した。
試飲会は池田総合体育館で午前、午後の2部あり、会場内には4県から昨年並みの71銘柄がずらりと並んだ。
訪れた人は、配られた杯に好みの銘柄の酒を注ぎ、飲み比べていた。「亀泉」「南」(いずれも高知県)、「凱陣」(香川県)といった人気銘柄の前には長い列ができていた。実行委によると、今年は女性の参加が目立ったという。
高松市の看護助手、藤井明代さん(64)は「知らないお酒が多くて楽しめました。高知と愛媛のお酒が気に入りました」。徳島県那賀町の会社員中野美優さん(25)は「四国のお酒が一堂に味わえる機会はめったにない。それぞれのお酒の味が違うとわかりました」と話していた。
三好市内の3蔵元も蔵を開放し、新酒を求めて多くの人が詰めかけた。中心街の本町通りでは、かつて開かれていたマルシェが「イケダまちかどマルシェ」として復活。地元の池田小学校をはじめ23店が出店した。JR阿波池田駅近くのふらっとスクエアとへそっ子公園でもステージイベントやマルシェがあり、にぎわった。
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徳島:朝日新聞デジタル 2025-02-23 [
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