青函連絡船の戦災から80年、記憶を風化させない 次世代に語り継ぐ
青森市の青森港で14日、「青函連絡船戦災犠牲者追悼・平和祈念の集い」があった。「青函連絡船戦災の碑」前では「青森空襲を記録する会」の今村修会長ら市民約20人が集まり犠牲者へ黙禱(もくとう)し、折り鶴を捧げた。
石炭などを運ぶ物流の大動脈でもあった青函連絡船は、1945年7月14、15日に米軍機から激しい攻撃を受けた。12隻の青函連絡船が沈没・損傷して多くの民間人犠牲者が出た。
20年前に「青函連絡船戦災の碑」ができた。碑をみた観光客から「青森でも空襲があったとは知らなかった」と会に連絡があるという。今村会長は「目に見える、ということは語り継ぐということ。これからも様々な集いを通じ、戦争があったことを次世代に語り継ぎたい」と話した。
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青森:朝日新聞デジタル 2025-07-15 [
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