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24時間テレビへの寄付金着服、元局長に執行猶予付き判決 鳥取地裁

 日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金など計約480万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた系列の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の元経営戦略局長の男(55)の判決公判が17日、鳥取地裁であった。安西二郎裁判官は懲役3年執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。
 判決によると、元局長は2019年12月~21年3月、日本海テレビの預金口座からインターネットバンキングを利用して自身の口座に送金するなどの手口で、同社の資金約469万7千円を着服。23年9月には寄付金10万5千円も着服した。
 元局長は公判で、着服目的を会社経費の補塡(ほてん)だったなどと主張していたが、安西裁判官は判決で、自己の用途で費消する目的だったと認定。寄付金着服について「善意を踏みにじるもので、チャリティー募金の信頼を失墜させて募金額の減少を招きかねず、その運営に対する影響も大きい」と非難した。
 弁護側は起訴内容を争わず、執行猶予付きの判決を求めていた。

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島根:朝日新聞デジタル 2025-07-17 [Edit / 編集]

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